虎談巷説　阪神タイガース的日常

村上が８回を２安打に抑えて３勝目。残念ながら四球は１つ出してしまったが、開幕からの無失点記録は継続中。チームとしても３連続の完封勝利。

大竹３度目の登板は、読売戦が雨天中止になって西がスライド登板したために、この試合に延期された。これまで３度の登板機会が３度とも延期されている。調整が難しいと思うが、よく頑張ってくれている。ひょっとして、間隔が空いているのが好投に繋がっているのだろうか。

２度も打者一巡のビッグイニングを作る猛攻で今季最大の１９安打１５得点。出遅れていた伊藤将が今季初登板で初完封を果たした。読売相手に気持ちのいい勝利。

今年初めての、甲子園での伝統の一戦。これまで頑なに動かさなかった打順を大きく変更した。梅野２番の荒療治も得点出来たのは１イニングだけ。投手陣はエラーや記録に残らないミスで西が５失点、岩貞が３失点。

試合開始直後の１球目を近本がホームランにして先制。しかし、入った得点はこれだけ。結局散発３安打に抑えられて逆転負け。

プロ３年目の村上が２安打完封勝利。２桁奪三振を奪う、力強いピッチングだった。すごい若手が出て来たものだ。青柳と西純がピリッとしないので、村上がとても頼もしく感じる。エースと呼ばれるように、これからも頑張って欲しい。

前日の試合で打ち込まれた西純がファーム落ち。青柳がリベンジしてくれると思いきや、青柳までポロポロ失点して序盤でＫＯ。これもＷＢＣの反動か？

打線のは粘り強さを発揮してくれたが、投手陣がそれ以上に点を取られてしまってはどうしようもない。西純には２桁勝利を期待していたのに、こんなピッチングが続いていては星勘定を見直さないといけない。

大竹が７回途中１失点で２勝目。打線はクリーンアップにもタイムリーが出て、久し振りに６得点を奪った。ベンチの采配もバッチリだった。

岡田監督がベンチでバンザイするほどの嬉しい勝利。３連敗を阻止した事も大きい。

才木と平良の投手戦。どちらも４番が放ったホームランのみの得点。ソロとツーランの差で負けた。

横浜スタジアムでは不思議と勝てない。選手に苦手意識があるのかなあ。

１点しか取れなかった打線がこの日は４点を奪って勝利。代わりに読売が１２安打１得点。拙攻という訳では無かったが、こっちの守りが堅かった。

７回までパーフェクトを続けていた村上に、８回の攻撃で代打を出した。そして、２番手の石井が先頭バッターの岡本に初球をホームランにされて、完全試合だけでなく村上の初勝利も消してしまった。試合は、延長１０回に近本の勝ち越しのタイムリーで勝つことが出来たものの、素直に喜べない試合だった。

元気なのは１、２番と８番だけ。クリーンアップがさっぱり機能せずに、この試合も１点しか取れ無かった。いったいどうなってしまったのだろう。

９安打もしながら、取った得点は内野ゴロの間の１点だけ。終盤に追い付かれて、そのまま延長引き分け。選手もしんどいだろうが、見ている方もしんどい。

現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた大竹が、移籍後初登板で初勝利を果たした。

終盤に２発のホームランで逆転負け。そこだけ見れば投手陣の責任の様に思うが、結局はスミ１に終わった野手の問題。広島で雨天中止になってから打線がおかしくなっている。

前日の試合が雨で流れて、勢いが止まらなければいいなと思っていたが、果たしてそうなってしまった。おまけに６回途中でコールドゲームになって、終盤の粘りを見せることも出来なかった。

新井さん率いる広島。男前藤井がヘッドコーチになっていたのは知らなかった。知らないうちに良太も２軍の打撃コーチになっているし、どことなく勝てなかった時代の阪神の雰囲気がある。ズムスタの異様な雰囲気の中で、終盤に追い付かれても勝てたのは、そのせいだったのかもしれない。

昨シーズン大きく負け越したＤｅＮＡに３連勝。この３試合で今年のチームの底力を実感した。あかん、アレしてしまう。

延長１２回裏、ツーアウトランナーなし。引き分けを覚悟したところから劇的なサヨナラ劇が始まった。引き分けでも勝ちに等しいと思っていたのに、まさかサヨナラ勝ちするとはね。

岡田監督らしい追加点の取り方と投手起用で、２０２３シーズン開幕戦を勝利。昨年あれだけ打てなかった左ピッチャーを攻略したのは、今後のペナントレースに活きると思う。