1点のリードを岩崎が守れず延長に突入。10回の表、佐藤輝のタイムリーで勝ち越して、岩崎のミスを帳消しにした。
9回裏に同点にされ、延長戦に突入してすぐの10回表。先頭の近本がヒットで出塁。中野のバントでランナーを2塁に進める。森下凡退の後、佐藤輝のライトオーバーのツーベースで近本が生還して勝ち越した。
10回表が1番からの打順だったのはラッキーだった。近本が出て、中野が送り、クリーンアップで得点する。阪神の得点パターンがきれいに決まった。
この1点を及川がヤクルトの上位打線を三者凡退に抑えたのも見事だった。
終盤に試合の流れがヤクルトに傾いていたので、岩崎が1点のリードを守れなかったのも仕方ないのかもしれない。
伊藤将は7回を1失点。内容はよかったが、打たれたヒット4本のうち、3本を太田に打たれている。7回の失点も先頭の太田にツーベースを打たれた後、内野ゴロ2つで1点を取られたものだった。村上、オスナを警戒するあまり、次打者の太田に対して気が緩むのだろうか。