マートンにヒットが戻り、主砲2人が豪快なホームラン競演。長らくこういう攻撃を見てなかったなあ。前日がアレな試合だったので、この日生観戦しているファンを羨ましく思った。
能見の立ち上がり、簡単にアウトを2つ取って順調な滑り出しと思われたが、中村紀にホームランを打たれて出鼻をくじかれる。今シーズンは初回の失点が多いんよなあ。
その裏、マートンが久しぶりのヒットで出塁すると、平野が四球を選んで無死1・2塁のチャンスを作るも、鳥谷はサードファールフライ、新井も浅いセンターフライに倒れ、嫌なムードが漂う。
しかし、このムードを金本が振り払う。ライトスタンドへ逆転のスリーラン。田淵と並ぶ、球団歴代1位の474号。打点も一気に大杉を抜いて歴代8位となった。
打順は5番に下がったが、チームの精神的な部分では4番の役割を果たしてるんやろね。このホームランが号砲となり、打線が爆発する。
2回には藤井の四球、マートンのツーベースで2死2・3塁。平野がセンター前にタイムリーを放ってたたみかける。
ブランドンはこの回で降板し、3回からは2番手小杉。先頭の金本がヒットで出塁すると、ブラゼルがバックスクリーン左へ特大のアーチをかけ、点差を6点に広げた。
能見は2回以降は安定したピッチング。5回まで横浜打線を3安打に抑える好投。6回に中村紀のタイムリーと筒香の犠牲フライで2点を失うが、大量点に守られ、7回まで投げて降板。福原、榎田のリレーで約1ヶ月ぶりの勝ち星がついた。次の対戦までに中村紀対策しとかなアカンで。
打線の方は3回のブラゼルのホームラン以降は得点できず。
6回には2死満塁で金本がライトへ大きな当たり。2本目行ったかと思ったが、浜風に押し戻されてライトフライに終わる。
8回には良太がツーベースで出塁するものの、新井がレフトフライに倒れて得点できず。この日一番いい打球が飛んでたんやけどなあ。
尻すぼみになったのがちょっと気になる。調子の悪いピッチャーだと一気に攻めるけど、そうでなければ貧打拙攻に戻ってしまうもんなあ。
マートンが3安打。この調子を維持してくれればええんやけど。交流戦でも3試合連続猛打賞のときがあったけど、その後低迷したもんなあ。1試合だけじゃわからんわ。
前日、復活の兆しが見えた新井は4−0。また元に戻ってしもた?