点を取ったら取り返す乱打戦。打線はよく頑張ったが、最後までリードすることが出来なかった。後手に回ったのが敗因やろなあ。
1回裏に1点取られれば、直後の2回の表にゴメスのソロで追いつく。3回にバレンティンにツーランを浴びれば、すぐさま福留、原口のホームランでまた追いつく。川端にツーランを打たれても、ヘイグの2点タイムリーでまたまた同点。
藤浪と小川の投げ合いで、こうも試合が荒れるとは思わなかった。
この日の藤浪は7回5失点。毎回の11安打で苦しいピッチングだったが、1四球9奪三振とコントロールは安定していた。
ヤクルト打線がインコースに狙いを絞ってたんちゃうかな。原口も気づかなアカンよ。
同点で迎えた9回裏、マテオがマウンドに上がる。球児とのダブルストッパーというより、日替わりストッパーという感じやなあ。
そのマテオ、先頭の坂口を歩かせてしまうと、山田に三遊間を破られた。バレンティンに対してはインコースを突くつもりが肘に当ててしまい絶体絶命の無視満塁。
川端はセンターライナーで1アウトを取るが、続く畠山にセンター前にタイムリーを打たれてサヨナラ負け。
マテオはこれでDeNA戦以来、5試合連続の失点。DeNA戦での股関節に痛みがまだ続いてるんとちゃうか。
このまま抑えで使うのはあまりにも怖い。故障にせよ、フォームの崩れにせよ、再調整が必要やと思う。
打線はここのところ好調が続いている。
福留がこの日のホームランで日米通算1000打点を達成。日米通算2000本安打まであと25。交流戦中に達成してくれるやろ。
ゴメスはこの3連戦で2本塁打5打点と、しっかり4番の仕事をこなしてくれている。最近は三振も減った。
原口も既に5番に定着した感がある。打たれた事を打席に引きずっていないところがええね。
このカード、2戦目、3戦目はサヨナラ負けしたが、裏返せばどっちが勝ってもおかしくない試合が出来たと言うこと。そう前向きに考えよう。