前日と同様にどちらが先制点を入れるかという試合になった。そして、前日と同様に終盤に先制された。土壇場のミラクルが無かったところだけが違った。
この日、高寺は6番レフトでスタメン出場。ショートは木浪が守った。前日のヒーローの高寺と、ショートのレギュラーを取り戻したい木浪が何かを起こしてくれるのではないかと期待していた。
打線はまたクリーンアップが音なし。単純に調子を落としているのか、それともDeNAの投手陣が余程いいのか、4安打に抑えられてしまった。
こちらの投手陣もデュプランティエ、桐敷、石井が相手打線を0に抑えていた。8回の及川も難なくツーアウトを取って、2試合連続で延長戦かと思われた。しかし、代打九鬼の内野安打で何やら嫌な予感がした。その後、桑原に四球を与え、牧のタイムリーで1点を奪われ、これが決勝点になった。
及川は18試合目で初の自責点がついた。ここまで頑張ってくれたし、この試合も責められるような内容ではない。点を取らない打線が悪いんだぐらいの気持ちで、次からまた切り替えて頑張ってほしい。
この日の高寺は、内野安打1本と四球が1つ。大きいのは無かったが、6番としての役割は果たしてくれていた。
木浪も負けずと1安打。3回に先頭バッターとしてヒットで出塁したものの、後が続かなかった。残念だったのは4回に高寺四球で2死満塁になった場面。ここで打てていたらよかったのになあ。