虎談巷説 阪神タイガース的日常

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3連勝でCSファイナル突破
つ〜よい〜、つ〜よい〜、阪神タイガース〜。
このシリーズを通して、大舞台の緊張感に負けなかったタイガース投手陣と押しつぶされた広島投手陣という感じだった。広島ベンチは申告敬遠が傷口を広げ、その弱気の采配が敗退に繋がったのだと思う]

先発はカープキラーの大竹。この日はシーズン中と違って、少し球が浮いていた。初回、先頭の菊池の打球を木浪が横っ飛びでキャッチしてショートライナーにしてくれた事で、スムーズに立ち上がれたように思う。4回、5回にピンチを背負うが、最少失点で切り抜けて、5回2失点と試合を作ってくれた。

打線は4回に1点を先制されるものの、すぐさまノイジーと坂本のタイムリーで逆転する。5回に同点に追い付かれるが、6回にまたも坂本のタイムリーで勝ち越し、7回には押し出しでリードを広げた。

この3連戦は同じような試合展開だった。先発ピッチャーが先制点を許すが、打線がすぐに点を取ってくれる。その後は中継ぎがしっかりと抑えている内に、相手が作戦ミスをしたり、エラーをしたりして自滅してくれた。
投打が上手く噛み合っただけでなく、守備面でも失点に繋がるエラーはせず、逆にファインプレーの連続で投手陣を助けた。この日も初回の木浪だけでなく、中野、森下にもファインプレーが出たし、ノイジーの強肩でツーベースをシングルヒットにした。ファースト大山のショートバウンドの処理も素晴らしかった。

守りという点で忘れてはいけないのは坂本だ。梅野が不在なので、登録しているキャッチャーは坂本と長坂だけ。1軍実戦経験を考えると、実質坂本しかキャッチャーが居ない状況だった。今シーズンは村上と森下とバッテリーを組み、二桁勝利のピッチャーにした。梅野が骨折で離脱してからは、優勝が決まるまで出続け、怒濤の11連勝に貢献した。この1年で坂本は大きく自信をつけたと思う。

パ・リーグはオリックスが勝ち抜けて、関西人念願の阪神なんば線対決が実現する。関西対決は59年振りだとか。記憶が正しければ、このときの日本シリーズは阪神ー南海戦で、南海が日本一になった筈だ。関西ダービーを制し、2003年、2005年の借りを返して、甲子園に赤色のVパネルを掲げてもらいたい。
auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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