虎談巷説　阪神タイガース的日常

ここ２試合、リードをもらいながら追い付かれていた才木。この日は７回を３安打無失点に抑える好投を見せてくれた。連敗ストッパーと言われるだけの事はある。
２度の足踏みの間に、勝ち数は菅野に抜かれてしまい、防御率も少し上がってしまったが、奪三振数はこの日７つ増やして１１５となり、セ・リーグトップタイに並んだ。今後のピッチングによっては複数タイトルを取れる可能性がある。アレンパに加えて、タイトル奪取も目標にして頑張って欲しい。

点差が離れていたのに８回は岩崎が登板し、三者凡退に抑えた。前回２点差を守れなかったので、実戦調整することになったのだろう。この日の感覚を忘れないようにして欲しい。

打線は１３安打で８得点。初回と７回は、先頭の近本がヒットで出て、中野が送るパターンだった。どちらとも得点に繋がった。やはりこの形は大事。この日は四球も多く、繋いで繋いで点を取ることが出来て、昨年の様な攻撃だった。

どの試合も大事なのだが、特にこのヤクルト戦は３連勝したいところ。東京ドームでは読売ー広島の首位決戦が行われていて、星の潰し合いをしている最中。ここのところの負け越しでゲーム差が離れてしまったのを、挽回するチャンスだ。