2位広島との決戦。ゲーム差が離れているので、この3連戦は2勝1敗で十分。その1戦目に勝てたのは大きい。これで9連勝。2位とのゲーム差は7.5となった。
初回に佐藤輝のタイムリーで2点を先制。3回には前川のタイムリーで追加点を挙げると、4回は大山のタイムリーで更に2点を追加した。大山は7回にもタイムリーを打って、ダメ押しの1点を追加。
投げる方は、才木が粘りのピッチングで5回を1失点に抑え、その後はリリーフ陣が1イニングずつ無失点リレーで、広島の反撃を防いだ。
7月に入ってからの、クリーンアップ3人の打率は全員が3割超え。大山に至っては5割を超えている。今は、85年の日本一のクリーンアップに負けない、超強力なクリーンアップだと思う。
才木は6安打4四球と荒れたピッチングだったが、なんとか踏ん張って、広島打線を1点に抑えた。当然これだけランカーを出すと球数は増える。5回で74球を要した事もあって降板した。これで7勝目となったが、内容はあまりよくなかった。打線の援護とリリーフ陣に助けられた勝ち星だと思う。
セ・リーグの順位は、2位広島との差が7.5に広がった。この勢いなら、そろそろマジックの話が出て来てもいいように思う。