メッセンジャーの好投、ブラゼルの先制弾、マートンのダメ押し。外国人選手が大活躍。
メジャー仕様の内外野総天然芝のほっともっと神戸での試合だったので、何か特別な想いがあったんかな。
先発はメッセンジャー。前回のヤクルト戦では3回5失点で降板したが、この日はテンポのいいピッチングでヤクルト打線を翻弄した。球数がちょうど100球というのがテンポの良さを物語っているわな。
勢いのあるストレートと高めからドロンと落ちるカーブのコンビネーションが効果的だった。狙い球を絞らせなかった小宮山のリードもあって、9回を4安打無失点。来日初完封勝利を飾った。
4回、ヒットの新井を1塁に置いて、ブラゼルがレフトぎりぎりのツーランで先制。アウトコース低めの変化球を逆らわずにさばいた。
ブラゼルはこれでリーグトップの4ホーマー。全部ヤクルト戦で打ってるというところが面白い。
2点リードで迎えた7回、1死満塁のチャンスで再びブラゼル。しかしここは三振に倒れる。このチャンスを逃すと流れが向こうに行きかねないところだったが、続くマートンがピッチャーの足下を抜けるヒットで2点を追加。マートンは今期初の打点、そして今期初の猛打賞をマーク。ようやくエンジンがかかってきたかな。
これで連敗を2でストップ。週末の連敗でいやなムードが漂っていたが、外国人選手3人の活躍で見事に振り払ってくれた。