序盤の1点ビハインドぐらいどないでもなるやろと思ってたけど、また肝心なところで1本が出なくなってしまった。岩田無援護病がまた再発したか。
初回、岩田は先頭の平田にライトへホームランを浴びる。1ボールからの2球目のストレート。簡単にストライクを取りに行ってしまったかな。
その後、大島にアウトローのスライダーをうまく流し打たれてヒットにされると、森野にはストレートの四球で1・2塁。和田はサードゴロゲッツーに打ち取って、これで落ち着くかと思ったが、井端にスライダーが甘く入ったところを打たれ、左中間を破るツーベースで2点目を失う。
平田のホームランの時はそれほど動揺しているように見えなかったが、大島のヒットが続いたことでペースを崩したか、制球が乱れだした。
しかし、その後はストレートを見せておいてスライダーで打ち取る、岩田らしいピッチングに戻り、7回10奪三振の好投。立ち上がりの躓きがもったいなかった。
ちょっと気になったのは今成の構え方。ミットを構えてコースを指示した後、ピッチャーが投球動作に入った辺りでミットをいったん閉じて降ろしている。だから、リリースの瞬間には的が無い状態になっているが、それは問題ないのか。ちなみに谷繁はリリース直前までは構えたままにしている。
打線は1回裏に先頭マートンのヒットで反撃開始。平野四球でチャンスを広げると、鳥谷への初球がワイルドピッチとなり無死2・3塁。鳥谷は詰まったショートゴロ、マートンがホームインして1点を返し、なおもランナーは3塁に残る。
しかし、新井は空振りの三振、金本も平凡なライトフライに倒れ、追いつくことができなかった。
立ち上がり、ストレートでしかストライクが取れない大野を攻め切れなかったことが後々まで響いた。
6回の大和のゲッツー、9回の上本の盗塁失敗も痛かったが、ここで4番と元4番のどちらかが打ってくれてたらなあ。