試合中に広島が中日に負けたためマジックが消滅。できれば先に勝って、自力で2位を決めて欲しかったなあ。まあ、やっとこさ決まってホッとした。今シーズンも残り3試合。来週末からCSが始まるので、若手に切り替えて経験を積ませることができなくなったのが残念やね。
先発秋山は毎回ヒットを打たれるテンポの悪いピッチング。これが守りのリズムを崩したか、2回無死1・3塁の場面で、格好のゲッツーコースの打球を西岡が弾いてしまい先制を許す。
その後はランナーを出しながらも粘りを見せていたが、5回先頭の荒波をヒットで出すと、ブランコに左中間へホームランを打たれて降板。あと2つアウトを取れば今シーズン初勝利やったのに、あまりにもピリッとしない内容だったので、勝ち星を取り上げられてしまった。
打席でも2度の送りバントに失敗し、相変わらずバント下手を露呈。それを引きずって、直後のイニングで失点して、これまでの反省が活かせていない。しっかりと役割を果たせば勝てる機会も増えるというのになあ。ヒットを1本打ったけど、そんなん評価されへんよ。
打線は3回に鳥谷ほツーランで逆転。マートン、福留の連続四球と新井のセンターフライで1死1・3塁として、良太のセンター前タイムリーで追加点。その後も2死満塁から西岡がレフトへ低いライナー。レフト松本がグラウンドすれすれのところでキャッチしたが判定はヒット。これで2者生還して、この回一挙5点のビッグイニングになった。最後の誤審の2点が大きかった。
この日の中継ぎ陣は満点のピッチング。秋山降板の後を受けた筒井が金城、赤堀を抑えてこのイニングを終わらせると、6回以降は久保、加藤、安藤と繋ぎ、安藤がブランコに打たれたライト前ヒット1本だけに抑えた。
この時点ではまだ広島の試合が終わってなかったので、本気モードで投げていたのかもしれんね。
9回表に四球の鳥谷を置いて、マートンがレフトスタンドへバースデーホームランを放ち、これでダメ押し。最後は福原がぴしゃりと3人で終わらせた。
突然チームが目覚めたとう感じの試合やったね。なんとしても2位を決めたかったので、死んだふりをやめたという感じやった。
ベンチの采配も、攻撃については特に何もなかったが、少なくとも投手交代のポイントはよかったと思う。心配していた中継ぎ陣の状態もよさそうやし。残る課題は先発投手の枚数やね。CS2になるとたちまちコマ不足になるもんなあ。
道頓堀角座広場で檜山の引退試合のPVを開催するらしい。チケットが取れなかったのでせめてPVでもと思ってるんやけど、天気の方は大丈夫なんやろか。