効率の悪い点の取り方だったものの、打線の状態はいい感じ。これで1、2番にヒットが出ていれば大量点が入ってたことやろね。
まず、大型台風の被害を受けた沖縄の方々にお見舞い申し上げます。
そして、そんな間の悪いときに沖縄で試合を予定していたDeNAと読売の選手達もお気の毒でした。
台風の来る方向に移動して台風の向かう方向に帰ると言う笑えん話やけど、グリエルが飛行機が怖くて横浜に居残ったという話には笑ろた。
岩田はややコントロールがばらけていて、4回まで毎回ランナーを出していたが、この日も粘りのピッチングを見せてくれた。
3回1死1・2塁の場面で、丸をセカンドゴロに打ち取ったのに、上本のエラーで1点を失ったのは残念やったね。
打線は2回に今成がセンターオーバーのツーベースを放つと、岩田自らのタイムリーで先制。
追い付かれた直後の3回には、ゴメスがヒットで出塁すると、マートンの打席のときに盗塁を決めた。
ゴメスの盗塁には驚かされた。一番ビックリしたのは相手バッテリーやろけどね。
これで動揺した大瀬良から、マートンが四球を選んでチャンスを広げると、福留のセンター前タイムリーで勝ち越しに成功。
4回には先頭の梅野が、レフトスタンドへ甲子園第1号となるホームランを打ち込んで岩田を援護。
梅野はこれが5本目のホームラン。新人で5本以上は岡田以来。
その後、大瀬良は大和の打球が手に当たって負傷交代。中継ぎ投手陣からヒットの山を築くが、得点には至らず。7回が終わったところでリードが2点だけというのが信じられんかった。特に7回無死満塁からの3者連続三振は痛かった。今後の試合に響かんかったらええねんけど。
岩田は5回から調子が上がりだし、7回までの3イニングはパーフェクトピッチング。
7回裏にチャンスで打席が回ってきた関係で降板となったが、まだまだ行けそうな感じだった。
岩田は規定投球回をわずかに満たしていないものの、防御率1.95でセリーグトップ。今や3本柱より頼もしい。
これでチームは6連勝。鳥谷、マートンに当たりが戻ってきて、打線の方は上がり調子。こうなると、西岡をいつどういう形で復帰させるかが難しい。