岩田先発で相手ピッチャーが初物外国人投手ということで、必然的にロースコアゲームになると踏んでいたが、意外な展開になった。
１軍に登録されたばかりの今成が右肋軟骨損傷でアウト。脇腹の張りの原因はこれやったんちゃうの。なんでトレーナーが気づかんかったんや。
安藤も右肩の張りで離脱。大事ではないらしいが、ベテランだけに長引かないか心配やね。
スタメンに福留の名前がないのを見て、福留もケガかと思ったが、単なる休養やったらしい。それやったら江越をスタメンで使って欲しかったなあ。
安定した立ち上がりを見せた岩田だったが、３回片岡のスリーランで先制される。
いつも低めを意識したピッチングをしているのに、この日はボールが高かったかな。
それでも、４回に四球を足掛かりにマートンのタイムリーで１点を返すと、６回にもマートンが２点タイムリーを打ち、同点に追いついた。
西岡の走塁が効いてるなあ。隙があれば次の塁を狙うという気持ちが出ている。マートンの３打点も西岡の走塁があってこそやね。
ところが、直後の６回裏に岩田が炎上。
先頭の坂本にツーベースを打たれると、送りバントと四球で１死１・３塁。ここで阿部にタイムリーを打たれて勝ち越しを許すと、金城にもヒットを打たれて１死満塁になって降板。
結局ボールが高いのを修正できんかったなあ。次の甲子園での対戦でリベンジしてもらいたい。
本来ならこういった修羅場を何度も経験して来た安藤に任せたい場面なんやけど、安藤はおらんしなあ。
誰に投げさせるかと思ったら、まさかの石崎。経験を積ませるにしては余りにも過酷過ぎるんちゃうの。これまで何度も投げさせる場面があったというのに、なんでここなん？
結果、代打高橋由に押し出しの四球を与えると、村田にも押し出しの四球。最初の高橋由への四球で高宮に代えてもよかったんちゃうかな。少なくとも村田を歩かせてしまったところで経験ゆたかなピッチャーに代えるべきやったと思う。
その後も中井にタイムリー内野安打を打たれると、坂本にも２点タイムリーを打たれる。
ここまで打たれてしまうと経験を積むどころか、石崎の自信がぐらつくんとちゃうか。もうちょっと配慮したってもええんちゃうん。
結局このイニング６失点で勝負あり。７回に上本のツーランが飛び出すが、反撃もそこまで。
この日の敗戦で対読売戦１０００敗だとか。８０年の歴史か…
