甲子園は寒の戻りで、じっと観戦しているのが辛いくらい寒かった。そして、試合の方はもっと寒かった。
入場時に配られた帽子でスタンドは真っ黄色。自分もこの帽子を被ったまま観戦してそのまま帰宅したけど、よく考えると街中で被るの恥ずかしい気がする。
甲子園開幕と言うことで、試合前のセレモニー。
最初は陸上自衛隊の吹奏楽団。
そしてビッグフラッグ。このフラッグって、後はシーズン最終戦とファン感しか使わんのちゃうか。
80年の歴史は京セラと同じ映像やった。
そして始球式は後藤元監督。もう91歳やったとは知らんかった。
初回、能見は先頭の石川にヒットを打たれると、送りバントで2塁に進められる。この間わずか2球。その後、梶谷への四球を挟んで、筒香に1・2塁間を破られて、あっさりと1点を失う。
2回も先頭の飛雄馬をヒットで出すと、黒羽根の送りバントをゴメスが1塁へ悪送球して無死2・3塁になり、石川、梶谷、筒香のタイムリーでこの回4失点。
ゴメスのエラーがなければここまで大崩れしなかったと思うが、それを差し引いたとしてもいい内容ではない。
外野から見てたので詳しくはわからんが、低めの球がことごとくボール判定になっていたところを見ると、キレがなかったんとちゃうかな。
梅野のリードにも問題があったと思う。DeNAは早いカウントで打ってきたり、判で押したように送りバントを仕掛けて来たが、それを察知することは出来んかったんやろか。
ピッチャー有利なカウントにしておきたいという気持ちが強く、ボールを揃え過ぎていたようにも見える。
2番手金田は、バルディリスの何でもないセンター前ヒットを江越が後ろに逸らし、いきなり無死3塁のピンチを招くと、続く飛雄馬にセンター前に弾き還されて、あっという間に失点。ちょっと気の毒やったなあ。
島本もロペスに1発を浴びると、9回高宮もロペスにタイムリーを打たれる。
ビハインドとは言っても届かない点差ではなかったので、しっかりと抑えて欲しかった。
不安だらけの投手陣の中では、福原が試運転を無難にこなしたのが唯一の好材料やった。
打線は相変わらず湿っぽい。ゴメスとマートンの状態が上がって来んのが辛い。
それに上本、大和が1割台なので打線が切れ切れになっている。梅野もコンスタントにヒットを打つ訳でもないし。
江越に待望の初ヒットが出た。大きなエラーで帳消しになってしもたけどね。
守りの面を考えると大和>江越なんやけど、今の打線の状態を考えたら江越の方が期待できるんちゃうかな。
狩野もヒットが出てよかったね。
良太の腰の状態が万全であれば、セカンド西岡、サード良太にしてみてもいいと思う。
とにかく何かを変えないと、このまま借金生活に入ってしまうで。