不利な状況からなんとか同点に追いついたものの、呉昇桓が不在が響いて延長10回に押し出しサヨナラ負け。
何やってんねんという結末やったけど、打順を弄ったり、梅野をスタメンで使ったりと、工夫は見られた。呉昇桓が居ないので、高宮を引っ張らざるを得なかったのが残念やね。
上本、今成の1・2番コンビに、鳥谷、ゴメス、福留のクリーンアップ。マートンを6番に下げて、江越、梅野の下位打線。
手も足も出なかったマイコラスに対して、和田監督が開き直った。シーズン中にこういうことをやって貰いたかったなあ。
藤浪は5回にピッチャーのマイコラスにタイムリーツーベースを打たれて先制を許すと、6回には牽制悪送球でピンチを招いて亀井のピッチャー強襲のタイムリーで2点目を許した。
ここぞというところで球が甘くなったり、ミスが出たのがもったいなかった。それでも梅野とのバッテリーで試合を作る事が出来たのは来季に向けての収穫やったんとちゃうかな。
打線はいつもの通りにマイコラスに苦戦はしていたが、7回に福留、マートンの連打でチャンスを作ると、梅野のタイムリー、西岡の犠牲フライで同点に追いついた。
梅野はこの日3安打1打点。リード面でも藤浪、岩崎のよさを引き出した。10回のリードは中軸を迎えて慎重になりすぎたかな。
出られる筈のなかったCS。勝ち負けにはこだわっていないが、このまますんなりと読売にCS1を突破されるのはしゃくに障る。なんとか一矢報いてもらいたい。