ヒーインは大和だったが、この試合の真のヒーローは岡崎。一瞬の判断でメッセンジャーの窮地を救い、打撃でも先制の足掛かりを作った。
中継ぎ投手陣の立て直しのため、エンゼルス3Aのコーディ・サッターホワイト投手を獲得する動きがあるという。
なんでWHIPが1.37のピッチャー獲ろうとするかな。ちなみにマテオのメジャー通算WHIPは1.31。マテオでも不安やというのに。
福留が定休日。西岡は右打席では肩の不安があるのでスタメンから外した。連敗中なのに戦力ダウンかと思っていたが、代りに出場した俊介と大和が活躍。原口に代わってマスクを被った岡崎も攻守でいいところを見せてくれた。
2回裏、メッセンジャーが田中賢、レアードに連打されて無死1・2塁。しかし、続く谷口の送りバントが小フライになったのを岡崎が好判断でワンバン捕球。ランナー走れず、3塁、2塁とボールが転送されてダブルプレーが完成。
このビッグプレーがあってこその勝利と言っていい。
直後の3回表、1死から岡崎がライト前にポテンヒット。鳥谷が四球を選んで1・2塁となったところで、バッターは大和。右打ちでなく強く引っ張ってレフト線へ2点タイムリーツーベース。
日ハムがバントを選択したのと対照的やね。この強行策も試合の流れを作った。
いつもに比べてヒットは少なめ。6回には満塁から押し出しで1点しか入らなかったが、メッセンジャーが7回を無失点。日ハム打線を力でねじ伏せてくれた。
課題の継投もこの日は高橋、ドリスがパーフェクトリリーフ。見事に完封リレーが完成。
原口がデビューしてから岡崎の出番が極端に減った。梅野も1軍登録され、更にスタメンでの起用が減る。
この日は原口の指の状態とメッセンジャーとの相性でスタメンマスクを被り、若手との経験の差を見せつけた。
打てるキャッチャーは理想的だが、本職の守りの方が大事。原口も梅野もキャッチャーとしてはまだ岡崎のレベルに達していない。首脳陣にはそこを勘違いしないで欲しい。
最後はドリスが絞めたが、ここは球児がリベンジするところを見たかった。まあ、連投させないように気遣いしたんかな。