能見が６回２失点と試合を作るも、打線は初回に１点を取っただけで沈黙。１点が重たい展開の中、終盤にリリーフ陣が失点して敗戦。
能見が６回を２安打に抑える好投を見せるが、ちょっとしたミスと味方の援護がないために負け投手になってしまった。
３回先頭の田口の１塁ゴロで能見が１塁カバーに入った際、原口からのトスを受け損なってセーフにしてしまう。その後四球と送りバントで１死２・３塁のピンチを迎え、坂本にインコースのワンバウンドしそうな球を巧く拾われて２点を失った。
坂本のタイムリーは仕方ない。あんな球、普通は打てない。それよりエラーの直後の四球がもったいなかった。
打線は初回に上本がヒットで出塁すると、福留のタイムリーで１点を先制。２回には北條が初球を叩いて左中間へツーベース。マイコラスに続いて田口への苦手意識もなくなったかと思ったが、その後は７回まで能見の内野安打１本に抑えられた。
狙い球を絞り切れず、内野ゴロの山を築いた感じ。ファールで粘って球数を投げさせるといった工夫もあまり見られず、田口のペースに引き込まれてしまった様だった。
７回に球児が四球から崩れて１失点。８回は松田が先頭のマギーに一発を浴びて１失点。これで逆転の機運が消えてしまった。なんだかなあ。
