散々ランナーを出しても還せずに完封負け。打線の状態はそんなに悪くないのに、あと1本が出ないのはなんでや。
ヒットの数は阪神8に対して広島7。それなのに点数は0−5と差をつけられた。
広島はランナーを出すと、すかさず得点にしていった。それに対し、阪神はランナーを出しても凡退して釘付け、その後ヒットが出てもランナーは3塁止まりと、効率の悪い攻撃を繰り返していた。
チャンスで三振やポップフライばかり。何の策もなく、選手任せにしているように見えた。この日の大瀬良ならそのうち打ち崩せると、甘く考えてたんちゃうやろか。
岩貞は大瀬良にツーベースを打たれたのが痛かった。ツーアウトでピッチャーの打順だったので油断したかな。この後、田中のタイムリー、菊池のホームランで点差を離されて、この回で降板。そこまでは粘りを見せていたのにもったいなかったなあ。
このカードは表ローテを再編して臨んだのに、3試合とも先発が5回もたなかった。ちょっと序盤に点を取られすぎている。
チーム防御率は依然12球団トップの3.09なのに、マツダスタジアムに限っては7.23に跳ね上がっている。甲子園では広島にそこまで打たれていないので、マウンドの傾斜が甲子園と微妙に違うとか、あの球場特有の原因があるのかもしれない。
守屋が8回に今季初登板を果たすが、いきなり鈴木とエルドレッドにクリーンヒットを打たれて、アウトを取れずに降板。まだまだ1軍レベルの力はないかな。4番、5番のところにポイッと出した香田コーチにも問題がある。6回の下位打線のところで出してやった方がよかったんちゃうかな。
交流戦ブレークがあったので目立ってないが、これで今季最大の4連敗。6月の成績も2つ負け越しになっている。次の中日戦は3つ勝つ積もりで戦って欲しい。