ロサリオが3安打猛打賞。6回に放ったツーベースは逆転劇のきっかけになる殊勲打になった。
前回、暴言退場になったメッセンジャーは6回を2失点。立ち上がりと最終イニングこそばたついたが、それ以外は完璧な内容だった。
ロサリオの打球がようやく上がり始めた。アウトになった打席も角度のよいレフトフライ。
パワーがあるのはキャンプで証明済み。ボールの見極めだけが問題だった。対戦が一回りして、相手ピッチャーの攻め方が読めるようになってきたかな。
韓国時代もスロースターターだったらしいので、これからが楽しみやね。
メッセンジャーは初回に2死満塁のピンチから不運な内野安打で先制を許すが、2回以降は緩急交えたピッチングで三者凡退のイニングを積み重ねて行く。6回にもう1点を失うものの、6回2失点のQS。前回の汚名をそそぐ安定したピッチングだった。
FA権を取得して早速残留を宣言してくれた。これほど頼もしい助っ人はいない。いや、もう来年からは日本人選手扱いなので、助っ人ではないか。
打線は1点ビハインドの6回、糸井のヒット、ロサリオのツーベースでチャンスを作ると、福留のファーストゴロをビシエドがホームに悪送球して2者が生還。さらに糸原のヒットでチャンスを広げると、梅野のスクイズ、メッセンジャーのタイムリーでリードを3点に広げた。
梅野は見え見えのスクイズを見事に決め、京セラドームでのスクイズ失敗ゲッツーをリベンジできた。それにしても強からず弱からずの完璧なセーフティースクイズだった。
メッセンジャーは貴重な追加点となるタイムリー。結果的にこの1点が勝敗を分けた。メッセンジャーはこの日2安打。投打ともに充実してるようやね。