とうとう鳥谷の連続試合出場記録が止まった。今の使われ方で記録を伸ばしても意味がないと思っていたが、実際に止まってしまうと喪失感が半端ない。鳥谷が居なくなってしまう訳ではないんやけどなあ。
金本監督の場合は、代打で出たときに俊介が盗塁失敗して記録が途絶えた。あの場面で俊介は走る必要があったんかとは思うが、プレーの中の出来事なので仕方ない。
鳥谷の場合は試合展開の中で出す場面がなかったからとの事。でも、これまでは試合の流れと関係なく出していたように思う。8回の代打は、伊藤隼でなく、鳥谷という選択肢はなかったんかなあ。
金本監督は鳥谷をファームに落とすつもりはないらしい。でも、このままベンチウォーマーにしておくのは勿体ない。もう縛りはなくなったのだから、調子を取り戻すためにファームで打席数をこなして調整した方がいいと思う。
メッセンジャーは初回に2死から連打を浴びて2・3塁のピンチを迎えるが、デスパイネをカーブオンリーで3球三振に打ち取った。その後も変化球多めのピッチングでソフトバンク打線の意表を突き、8回まで3安打無失点に抑えた。
5月も月間MVPの候補に挙がってるメッセンジャー。この日も勝ち投手になって、2か月連続の受賞に1歩近づいて欲しかった。
打線はそれなりにヒットを打ってはいたが、肝心なところでは不発。初回のチャンスをものに出来なかったのが最後まで響いて14残塁の大拙攻。8回も下位打線がなんとか繋いで2死満塁にするも、代打伊藤隼が三振に倒れた。
この日、クリーンアップは中谷の1安打だけ。
9回表、ドリスが先頭の今宮を三振に取るが振り逃げで出塁される。ここから中村晃に繋がれて、柳田のタイムリーで1点を失った。チャンスでクリーンアップが打ったか打てなかったかの差だけで勝敗が決まった。
ロサリオがこの日2安打。7番に下がった気楽さ(口惜しさ?)と相手がパ・リーグピッチャーになったことで打ち始めないかと期待している。