虎談巷説　阪神タイガース的日常

同点に追いつかれた直後の８回表。先頭糸原がツーベースで出塁すると植田を代走で起用。サンズのヒット
で１・３塁になると、１塁ランナーに熊谷。大山のタイムリーで同点にすると、今度は１塁ランナー島田。
単独スチールだけでなく、ダブルスチールの可能性もあって、相手ピッチャーがバッターに集中出来ない。ここから佐藤輝、ロハスの連続四死球で押し出し。中野の犠牲フライでもう１点を奪い取った。
延長を考えなくていいので、どんどん選手を使う事が出来る。そのメリットを最大限に活用した采配だった。そして、選手たちも期待に応えて活躍してくれた。

伊藤将の続投も悪くはなかった。たまたまオースティンに一発を浴びてしまったが、球数も少なかったし、ここまでの好投を考えると代える必要はない。
結局８回まで投げて、４安打２失点の好投で６勝目。長いイニングを投げられたことで更に自身がついたことと思う。

ロハスに待望の一発が出た。後半戦になってから打率が上がり始めているので、これからが楽しみ。

これで後半戦２カード連続の勝ち越し。着実に貯金は増えている。