虎談巷説 阪神タイガース的日常

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ガンケル2勝目、自ら先制打
チャンスをなかなかモノに出来ないでいる打線に、ガンケルが先制タイムリーを放って、チームを引っ張った。投げても7回途中、1失点の好投で2勝目を挙げた。

初回の1死満塁で佐藤輝、大山が連続三振して先制のチャンスを逃す。2回には先頭の糸原がヒットで出塁するものの、小野寺がゲッツー。その後長坂、ガンケルが連続ヒットを放つが島田が三振。3回、近本がヒットで出るが盗塁に失敗。直後に佐藤輝がヒットを打つが、大山がファーストゴロ。ここまで7安打も放っているのに、拙攻とチグハグの繰り返しで無得点。
4回も糸原のヒット、小野寺のツーベースで無死2・3塁とするが、長坂のセンターフライで糸原がタッチアップしてホームを狙うもアウトに。何をやっても上手くいかない。
ここでガンケルが、野手が点を取れないのなら俺が取るとばかりに、センターオーバーのタイムリーツーベースを放った。すると、島田の1塁ゴロを山川が後逸して2点目。中野もツーベースを放って、この回3点が入った。まるでガンケルが何かの呪いを振り払ったようだった。
その後、試合終盤は得点圏にランナーが進むとスムーズに得点し、合計6得点を奪った。

先発全員ヒット、全イニングヒットで今季最高の17安打を放ったものの、得点は6点しか取れなかった。これだけ打っていれば、2桁得点が普通。それだけ決定打が出ないという事。4回にガンケルが打っていなければどうなっていた事か。

7回、無死1・2塁の場面で大山にバントをさせた。4回の得点だけで終わるのが嫌だったのだと思うが、1点を争う試合でもないのに、5番にバントをさせてどうするのか。そこまで信頼できないのなら打順を下げればいい。

ガンケルは7回に1点を失ったところで降板。しっかりゲームを作ったばかりか、打撃でも3安打を打って二刀流ぶりを見せてくれた。ここ何試合か1失点で負けたり、無失点でも勝てないというのが続いていた。そのフラストレーションを打撃で晴らしたのかもしれない。

次は甲子園で日本ハムとの対戦。BIGBOSSが何をやらかすのか楽しみだ。
auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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