虎談巷説 阪神タイガース的日常

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伊藤将完投勝利、大山バックスクリーン弾
6月攻勢が止まらない。この日も投打がかみ合って5連勝。とうとう広島とゲーム差なしの3位に浮上した。

初回に伊藤将がソロホームランを浴びて1点を先制されるが、すぐさま佐藤輝のタイムリーで逆転。3回に大山のツーランで点差を広げた。伊藤将は2回以降は2塁を踏ませない好投を見せ、3勝目を完投勝利で飾った。

伊藤将は初回に一発を浴びたのを除けば、ほぼ完璧なピッチング。打たれたヒットは3本だけ。佐野に2安打されたが、1本は内野安打で併殺で切り抜けた。球数はわずか94球。正確な制球と緩急を活かして、ゴロアウトとポップフライの山を築いた。
オリックスの山本由伸がノーヒットノーランを達成した。今シーズンはロッテ佐々木朗希のパーフェクトゲームから始まり、ソフトバンク東浜、DeNA今永と続き、そして山本由伸で4人目。年に1度あるかどうかの記録なのに次々と達成者が現れる。伊藤将の実力なら、いずれ5人目のピッチャーになるかもしれない。

大山の勢いが止まらない。6月攻勢は明らかに大山が引っ張っている。
5月までは期待を裏切られる事が多かったが、最近は期待に応えてくれるどころか、十分満足できる結果を出してくれている。
6月だけを見れば、打率.383、得点圏打率は.571、ホームラン9本、打点22、OPSは驚きの1.474。チャンスで大山に回れば、2打席に1度は長打を打ってくれるという数字だ。
6月の月間MVPを間違いなく取るだろう。これが好調の波ではなく、何かのきっかけで実力が発揮できるようになったのなら、これほど嬉しいことはない。




auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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