マルテが勝負強さを見せて勝ち越し、ロハスがダメ押しのホームラン。久し振りの大活躍だった。投げては、ケラーが6回の1イニングをピシャリと抑えて来日初勝利。
初回に才木が1点を先制されるも、すぐさま大山のタイムリーで同点に追い付いた。その後は両チームとも得点が無かったが、6回に満塁で代打マルテの2点タイムリーで勝ち越すと、7回には佐藤輝のタイムリーで1点を追加した。そして、8回には代打ロハスのツーランでダメを押した。
来シーズンの契約がちらつく季節になった。特に契約最終年の外国人選手は残留のために必死にアピールする。アメリカに戻ってMLBでプレー出来るのなら別だが、マイナーや独立リーグだと今のような待遇は受けられない。
マルテとロハスがシーズンを通してこういう活躍をしていてくれれば、チームはAクラス入りのボーダーライン上にはいなかっただろう。いまさら感はあるが、せめてチームのCS出場に貢献して貰いたいものだ。
ケラーはこの日は6回からの1イニング。3者凡退に抑えてリズムを作った。それが、その裏の勝ち越しに繋がって、来日初勝利をゲットした。
それにしても、勝ちパターンで使っていたケラーを1度クローザーで失敗したら、同点の6回で使うというのはどうなのか。ケラーは2年契約の1年目だった筈なので、来季も投げて貰わないといけない。それなら、役割を決めて投げさせるべきだと思う。勝敗が決まらない場面で投げさせたり、セットアッパーだったり、クローザーだったりと、便利屋のように使うのはどうなのか。
才木は5回を1失点。5回に100球目前になったので交代した。早く肘の心配がなくなって、長いイニングを投げられるようになったらいいね。
試合後、福留の引退セレモニーが行われた。最後のプレーを見せて欲しかったが、この日はベンチ入りしていなかったのが少し残念だった。
本当に長い間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
糸井の引退報道がスポーツ新聞を賑わしている。裏を取った報道なのか、憶測なのか。
近日中に糸井が会見するらしいので、それまでは静観したい。