試合終了時刻は11時を回っていた。球場で最後まで見ていた人の中には、最終電車に間に合わなかった人もいたことだろう。それにしても、どんな試合でも最後まで中継してくれて、その後の番組を時間をずらしてすべて放送する、サンテレビさんは頭が下がる。
今、大山が調子が良い。ここで打って欲しいという場面で打ってくれたり、守備面でもショートバウンドの送球を何事もなかったように処理したりと、プレー面で充実している。打順と守備位置が固定された事で、4番の風格が出て来たのではないだろうか。この試合、大山の成長を実感できたことが救いだった。
この日投げた投手陣では岩崎と加治屋がいつも通り安定していた。
しかし、それ以外のピッチャーは様々な課題がありそうだ。
桐敷は3点リードの5回に崩れ、一気に逆転された。4回まで1安打に抑えていたが、これも堅い守備に助けられた結果だった。1軍のローテーション入りには、まだまだ時間がかかりそうだ。
浜地が山口にスリーランを浴びて、一時逆転された。友杉のピッチャー強襲内野安打が影響したのだろうか。ここ3試合連続で無失点ピッチングをしていたので、完全復活したと思っていただけにショックだった。
西純は打者8人に対してノーヒットだったものの、3四球を与えて不安定だった。ファームから上がってきたが、力み過ぎて制球が乱れたり、高めに浮いたりというのが直っていないようだ。
湯浅は無失点に抑えたが、ツーアウトを取ってからヒットを2本打たれてピンチを招いた。早く、昨年の状態に戻って欲しい。