青柳が久し振りに7回1失点の好投を見せた。味方打線が2点を取ってくれて、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りたが、その後リリーフ陣が打たれて同点に追い付かれてしまったので、勝ち負けはなし。試合の方は延長12回引き分け。
この日のスタメンマスクは梅野ではなく坂本。坂本のリードがよかったから、青柳本来のピッチングが出来たのだろうか。岡田監督は今でも、正捕手は梅野と言っている。これが覆される日が来るのか。今後の梅野の立場が心配になってくる。
打線は初回に大山の犠牲フライで1点を先制。3回に逆転されるが、6回に佐藤輝のソロホームランで追い付いた。その後は両チーム共にリリーフ陣が踏ん張り、引き分け試合となった。
前日ブレークした森下は6打数無安打。3回の2死2・3塁で三振してしまったが、ここで1本出ていれば、もっと楽に試合が進められただろう。ノーヒットだったものの、ホームラン性のレフトフライもあったので、そう心配する必要はないのかもしれない。
佐藤輝がライトへソロホームランを放った。中盤は広島先発の森下の前にチャンスを作れなかっただけに、この同点ホームランは価値があった。これで大山と並んでチームトップの12本。この2人のポテンシャルを考えると、12本というのは余りにも少ないと思う。