クライマックスシリーズファーストステージは広島とロッテが勝ち上がった。一方、先日まで阪神は、ファイナルステージに向けて、フェニックスリーグで主力が調整を行い、今は甲子園で迎え撃つ体制を整えつつある。対戦相手が広島に決まり、中継ぎメンバーを決めるばかりになった。
広島が勝ち上がってくれてよかった。DeNAとは絶対に負けられない試合で、何度となく痛い目にあった印象が強い。例えば、泥だらけの甲子園でのCSや、矢野引退試合などがトラウマになっている。今永や東が投げる試合は、苦戦を強いられる事になる。
広島であれば、今シーズンの対戦成績も悪くないし、エース級の投手陣にも勝って来ている。主力選手をマークするのは当然として、野間、田中広、末包といった伏兵に足下を掬われないように気をつけるだけだ。
パリーグは1勝1敗で迎えた3戦目に逆転サヨナラで勝ち抜けた。9回までスコアレスで延長戦に入り、10回表にソフトバンクが3点取って、これで決まったと思っていたが、まさか一挙4点のサヨナラ劇になるとは予想だにしていなかった。
2005年の334を思い出される。あのときも、下剋上だと言って勢いが凄かった。オリックスにはロッテの勢いを止めてもらい、順当通りにリーグ優勝チーム同士の日本シリーズを行えるようにして欲しい。