才木が2失点で負け投手になった。しかし、8回133球の力投に文句はつけられない。いつもの事だが、9安打も放っていながら1点しか取れなかった打線が歯痒い。
才木が珍しく初回にヒットと四球でピンチを作り、岡本和と大城卓のタイムリーで2点を奪われた。それでも、2回以降は才木らしさが戻った。3回には1死満塁、8回には2死満塁のピンチを迎えたが、これを難なく切り抜けて、8回2失点の好投を見せた。打線の援護がなかったため、ハーラートップの9勝目がお預けとなってしまったのは残念だった。
打線は2回の小幡のタイムリーの1点だけ。唯一ここだけ打線が繋がった。それ以外のイニングはヒットこそ打つが、そこからの展開がなかった。
盗塁、走塁の面で消極的になって、なかなか得点圏にランナーを進められなかった。監督からサインを出しても、コーチか選手が躊躇しているらしい。これでは、岡田監督も次の一手を出すことが出来ない。ここが今年の弱さなのかもしれない。