絶対に負けられないと言ってから２連敗。それもエラーからあっさりと点を取られて負けて何してんねん。読売が勝ったので、アレンパは風前の灯火となった。例え優勝を逃すとしても、この日のようなミスで負ける事なく、最後まで気を抜かずに戦って欲しい。
初回、２死から満塁のチャンスを作ったが、前川が凡退して得点出来なかった。すると、直後に大竹が打たれて２点を先制される。それでも、終盤７回に佐藤輝のソロで追いかけ、８回には森下のタイムリーで同点に追い付いて、そのまま延長戦に突入した。
１２回裏、先頭バッターの菊池の１塁左のゴロを大山が処理。先ず１アウトと思ったそのとき、大山から村上へのトスが大きく逸れて、無死２塁のピンチを招いた。続く代打末包の打球が前進守備を敷いていた、ライト島田の頭を越えた。
あのエラー、村上のカバーが遅かったようにも見えたが、ビデオで確認すると、菊池が打った瞬間にファーストカバーに走っていた。菊池の足が速かったので、村上のカバーが追い付かなさそうだった。焦った大山が、カバーが間に合っている前提でトスしたのだろう。単なる内野安打になっていたら、サヨナラ負けするような事はなかったと思う。
それにしても、９／２０のＤｅＮＡ戦ではビーズリーが打たれ、この日は村上が足を引っ張られ、ローテピッチャーがリリーフしたところで点を取られている。登板機会のない先発陣をリリーフに回すのは当たり前なのだが、２度続いてしまうとどうなんだろうと思ってしまう。
攻撃の方は、初回だけでなく、９回にも１死満塁のチャンスがあったが、どちらも得点出来なかった。９回は代打、代走の切り札を惜しみなく使ったのだが、代打梅野というのは疑問だった。それだったら、その前の木浪のところで梅野にセーフティスクイズをさせた方がよかったと思う。
首位読売とのゲーム差は３ゲーム。優勝するには読売が残り３試合を全敗し、阪神が残り４試合をすべて勝たないといけない。不気味なのは３位のＤｅＮＡだ。ゲーム差は３．５ゲーム差あるとはいえ、残り試合が８試合もある。その内、阪神との直接対決は３試合なので、場合によっては３位転落もあり得る。
