ビーズリーにまさかのアクシデントが発生して、そこから４点を先制される。直後のイニングからコツコツと返し始めるが、５回からはノーヒット。逆にヤクルト打線に岡留、浜地が打たれて、大差で負けた。試合終了直前に読売が広島に勝って、２０２４年のセ・リーグ優勝を決めた。
ビーズリーは初回、ツーベース、死球、四球で２死満塁のピンチを招くが、山田をショートフライに仕留めて切り抜けた。これで調子に乗ってくれればと思っていたが、２回先頭の丸山のピッチャーライナーがビーズリーの右のお尻に直撃。ビーズリーはうつ伏せに倒れたまま、しばらく起き上がれず。安藤ピッチングコーチとトレーナーにサポートされてベンチへ引き上げたが、そのときも右足を地面につけるのが辛い様子だった。
しばらくしてビーズリーがマウンドに戻って来て続投したが、軸足に力が入らないのか、長岡にタイムリーを打たれ、四球を出したあと、サンタナにスリーランを浴びてしまった。
ビーズリーは無理があったのだと思う。それでも本人が投げると言ったのかもしれない。まだ２回だったので、リリーフの準備が間に合わなかった事も理由だろう。
その後は冨田２イニング、岡留２イニング、浜地１イニングで７回まで繋いだ。しかし、岡留が１点を追加され、浜地に至っては山田にソロホームランを打たれると、その後は四球とワイルドピッチでピンチになり、長岡のタイムリーでもう１点を追加された。２人とも代わったイニングに失点しているのが気になる。
打線は先制された直後に森下のタイムリーで１点を挙げ、４回には佐藤輝がスリーベースで出塁し、梅野の内野ゴロの間に生還した。１点ずつながら追い上げムードではあった。ところが、５回以降はヒットどころか四死球も奪えず、パーフェクトに抑えられた。
６回は丸山にクリーンアップが３者三振に倒れ、８回にも９番からの攻撃で、ロドリゲスに３者三振を喰らった。
６回裏に１点を追加されたところで、野手の気持ちが切れてしまったように思う。
