虎談巷説 阪神タイガース的日常

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リリーフ打たれてサヨナラ負け
前日といい、この日といい、信頼の置けるリリーフを出して打たれる最悪の負け方。リリーフ陣の防御率が12球団トップだと言うのに、西武にそれが通用しないのはなぜだろう。

先発の伊藤と2番手及川で8回まで1点のリードを守り、9回に佐藤輝のソロホームランで、待望の追加点が入った。こんな試合を落とすと、単なる負け試合でなく、チームのムードが悪くなってしまう。

伊藤将はシーズン初め頃に中継ぎでちょっと投げただけで、実質ぶっつけ本番のような先発起用だった。いったいどうなるのかと心配していたが、8回2死まで4安打無失点と、想像以上の好投を見せてくれた。
これで伊藤将が復活したと思いたいが、そう甘くはないだろう。初先発なので、西武のスコアラーに分析されていなかったからかもしれないからだ。今後の登板で真価が問われる事になる。

9回に湯浅を使ったのは間違いではないと思う。クローザーの経験もあり、今季はリリーフで結果も出している。
それなら、なぜ満塁になった時点で代えてしまったのか。クローザーなら逆転されるまではマウンドを降りてはいけない。それは藤川監督が一番分かっている筈なのに。
湯浅は制球が乱れていた。久振りの守護神役で緊張していたかもしれない。なんとか先頭バッターを三振に仕留めたが、続くセデーニョにストレートの四球を与えると、続くケリーには初球を当ててしまう。そして、不運な事に外崎の打球がサード内野安打になり、あっという間に満塁のピンチを迎えてしまった。
ここで岩崎にスイッチするのだが、ピンチになったら交代させるプランだったら、ケリーへの死球で見切りをつけるべきだったのではないか。岩崎は中11日での登板。クローザーを外れてから、調整のための中継ぎ登板も無かった。いくら実績があるからと言っても、これだけ登板間隔が空いての1死満塁は厳しかった。
まず源田にタイムリーヒットを打たれて同点にされる。続く長谷川の2球目に源田が2塁へ進塁したので、申告敬遠で満塁策を採った。山村三振でツーアウトにこぎつけたが、銀治郎のライト前ヒットでサヨナラ負けとなった。
前日の試合もそうだったが、満塁策が却って状況を悪くしている。それもボール先行になった場面で申告敬遠するのだから、ピッチャーは押し出しを警戒してストライクゾーンで勝負しなくてはいけなくなる。余計にマウンド上のピッチャーにプレッシャーを与える事になっていないだろうか。
オリックスとの第3戦。佐藤輝が川瀬から満塁ホームランを打った場面の経緯と似ている。あのときはオリックスの采配はマズイだろうと思って見ていた。今、藤川監督が同じ事をしているように見える。
auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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