この日はライトスタンドで観戦。応援団の真っ只中だったし、京セラドームは立ち応援なので攻撃のときは写真を撮ってる暇がなかった。写真どころかビールをゆっくり飲んでる暇もなかったわ。
試合を振り返る前に、ちょっと心配事。3回の攻撃が終わったところで選手交代のアナウンス。ブラゼルを引っ込めて城島をファースト守備に就けた。どうも体調不良だったらしい。体調不良といえば渡辺も発熱でベンチ入りしてなかったらしい。チーム内に変な病気が流行してるんとちゃうやろね。
先発スタンリッジは、石川にヒットを許すと中村紀にタイムリーを打たれ、あっさりと失点。回を追うごとによくはなっていったが、6回に柴田のやらかしで1死3塁のピンチを背負う。
中村紀のライト前に落ちた打球が大きく弾んで柴田の頭を越えていった。相変わらず判断が悪いなあ。
直後に、金城のライト前に抜けようかという鋭いライナーをファースト城島が横っ飛びでキャッチして2死にこぎつけるも、ヒチョリのタイムリーで2点目を失った。
スタンリッジは6回を8安打2失点。球数も103と多かったなあ。横浜だから2点で済んだように思う。
打線は横浜先発ブランドンの前に5回まで僅か1安打。そのヒットもピッチャーのスタンリッジが打ったもので、相変わらずの極貧打状態。
しかし、6回裏に良太が死球で出塁すると、平野四球で1死1・2塁。ここで大和のレフト前タイムリーで1点差に迫る。
リリーフした篠原から鳥谷が四球を選んで1死満塁の場面となり、ここでバッターは新井。どんだけのファンがゲッツーを予想したことか。そんな自虐的な期待を裏切って、新井の打球はレフトの頭を越えるツーベースで、2者生還して逆転に成功。
7回から筒井、榎田、球児と繋いで1点差を守り切った。
筒井は前日ワンポイントで失敗したが、この日は内野ゴロ1つと三振2つの内容。失敗を取り戻して来いという起用方法はええねえ。またそれに応えた筒井もようやった。
榎田はヒットと死球で無死1・2塁のピンチを背負うが、金城を三振、ヒチョリをショートゴロに仕留めると、最後は代打ラミレスをセカンドフライに抑えて切り抜けた。
球児も前日のリベンジ登板。また和田監督がマウンドに行ってたが、ずっとこのスタイルで行くんかな。
球児は先頭の代打下園に四球を与え、送りバントを決められて1死2塁とされるが、梶谷を三振に取ると、石川はピッチャーゴロに打ち取り、今期初セーブをゲット。和田監督に監督就任初勝利をプレゼントした。
見事な逆転勝利ではあるが、ヒットの数は横浜の9安打に対して阪神は4本だけで、気持ちよく勝ったという印象がない。開幕戦もそうだったが、オープン戦からの貧打は解消していない。ラッキーなことにワンチャンスをモノにしたことで、なんとなく負けなくて済んでいる。早いこと野手陣が調子を上げんと、点取れない地獄に陥るで。