打線爆発、11安打8得点でオリックスに快勝。こう書くと貧打が解消したかのように思うが、実はこれ以外に12四死球ももらってる。23人もランナーに出てて8点じゃ少なすぎるわな。
初回、2死1・3塁の場面で新井。打てーの応援のおかげか、プレッシャーのかかる場面にもかかわらず、レフト前タイムリーを打って先制。2回には2つの四球でチャンスを作ると、大和が三遊間を破るタイムリーで追加点。
更に4回には3四球で満塁となったところで、鳥谷死球で押し出しで3点目。
着々と得点を重ねているが、イマイチなんかしょぼい点の取り方。この時点で4安打7四死球。もうちょっと点を取れてもええんちゃう。
岩田は生命線のスライダーをなかなかストライクにしてもらえず、苦しいピッチングだった。特にランナーを出すとカウントを悪くしてピンチを招いていた。援護してもらうと本来のピッチングが出来ない体質になってしもたか?
3回、2死満塁の場面で李大浩を三振に打ち取ってピンチを逃れ、これで波に乗ってくれるかと思っていたが、4回に中村にツーランを打たれて1点差に迫られる。昨日に続いての伏兵の一発。オリックスって、バルディリスと李大浩ぐらいしかホームランを打たんチームなんやけどなあ。
5回、1死から大引を四球で出すが、バルディリスの左中間への大きな当たりを大和がジャンピングキャッチ。続く李大浩の二遊間を破りそうな当たりを平野がダイビングキャッチ。
この時点で岩田は100球目前。ややへばってきたところを守りで助けた。
6回1アウトを取ったところで岩田は降板。リリーフした福原は、平野のファインプレーに助けられながら、このイニングをピシャリと抑える。
すると直後の7回表、先頭の金本がツーベースで出塁すると、マートンに久々のタイムリーが出て待望の追加点が入る。関本がこの日4つ目の四球を選ぶと、檜山死球で満塁。ここで平野が押し出しの四球を選んで、リードを3点に広げる。
筒井が7回裏のオリックスの攻撃を3人で終わらせると、8回表には金本が四球で出塁して、新井のツーベースで2・3塁。
ここから、マートン、関本、浅井にタイムリーが出て、ダメ押しの3点が入った。
最後は8回榎田、9回球児がしっかりと抑えて交流戦初勝利。
お立ち台は新井。マートンとちゃうん?
勝たせてもらったような試合だったので、底打ちとか目覚めとか言うのはちょっと早いか。それでも、ツーアウトからしっかりタイムリーが出たし、終盤には打線がつながるところも見られたので、感触を思い出してくれたかもしれない。
マートンが3安打猛打賞で、うち2本がタイムリー。試合前に異例のアメリカンノックを受けたらしい。打てなかったのはメンタル面が大きかったんやろね。
ホークス戦でもこんな試合ができれば波に乗っていけるんやろね。