ちょっと奮発して、内野指定席での観戦やったのに見どころなかったなあ。それどころか、途中で応援する気力も失せたわ。盛り上がらんかったなあと思い、家に帰ってスコアを確認したら、自分が球場についてからは平野のヒットと新井の内野安打しか塁に出れてなかった。
DH金本でレフトには林。守備の面ではDHのメリットを活かせてへんやん。単に一発のある選手を並べるより、足の速い選手で機動力を活かしてみたらどうなんやろ。結局いつものように、金子を打てずに4安打完封負け。最終回は三者連続三振で終了。なんの工夫も見られんかったなあ。
マートンはこの日もノーヒット。ストライクゾーンに悩んでいるらしいが、これってマートンだけやないんとちゃう。最後の鳥谷の見送りの三振なんか、鳥谷腰を引いて見送ってたもんなあ。無四球11三振って、完全にボールの見極めができていないということやろなあ。
先発はメッセンジャー。京セラドームとの相性がいいのと、これまで何度となく連敗を止めて来た実績があるので期待していた。実際に期待通り、3回までノーヒットピッチング。4回のピンチも乗り切り、中盤までオリックス打線を無失点に抑えた。
ところが、6回先頭のバルディリスにレフト前ヒットを打たれると、そこから突然制球が乱れだす。このイニングで100球近くになっていたのと、1点を争う試合だったので、クリーンアップに対して慎重になり過ぎたんかな。李大浩、後藤に連続四球を与えてしまい無死満塁の大ピンチを迎える。
高橋信は注文どおりショートゴロ。ここは本塁封殺で1アウト。
打順は下位打線なので、なんとか三振でツーアウトにするか、あわよくばゲッツーで逃れて欲しかったところ。それがルーキーの川端に初球を狙われ、レフトポール際にグランドスラムを浴びてしまった。打球を目で追っていて、切れるかなと思ってたが、吸い込まれるように外野席に入ったなあ。
1点が重い状況でいきなり4点ビハインドは大きかった。これで応援する気力がなくなった。だいたい負けていてもカラ元気で応援してるが、内野席で周りがおとなしいのもあってまさに青菜に塩状態。まあ、結果的にはゲッツー崩れの1点でも負けてたんやけどね。
7回のマウンドは鶴。簡単にツーアウトを取るが、バルディリスにツーベースを打たれると、続く李大浩にツーランを浴びて、完全に息の根を止められた。
こんな試合が続いたら、そのうち応援ボイコットもあるで。新井の打席は鳴り物なしの祈りに変わってるんやから。それにしてもあの応援風景は異様やな。