久しぶりに読売に快勝し、読売戦連敗を9でストップ。前に勝ったのはいつやったか忘れてしもたわ。というより、これだけ投打がかみ合って勝った試合って、今シーズンあったかな。
先発メッセンジャーが4安打12奪三振で完封勝利。風邪気味でベストな体調ではなかったらしいが、味方の援護で余裕のピッチングだった。
初回は制球が定まらず、左の松本、阿部に四球を与えてランナーを溜めるが、村田を打ち取って0に抑えると、2回以降はきっちりと修正できた。
4回には2死満塁のピンチを迎えるが、ここも代打古城をインコースのストレートで詰まらせて打ち取る。
100球超えとなる8回に先頭の長野にヒットを打たれ、いつものパターンで崩れるかと思ったが、後続をしっかりと抑え、最後は大田を151キロのストレートでねじ伏せると、その勢いのまま9回もマウンドに上がって三者凡退締め。
メッセンジャーは今期2度目の完封勝利。外国人投手の読売戦完封勝利はキーオ以来、24年ぶりの事だとか。
相手先発はエガシラ…じゃなく江柄子。2回2死満塁で上本が凡退したときは、この日もまたルーキーにやられるのかと思ったが、3回に相手守備の乱れで突破口を作る。1死から鳥谷がセカンド内野安打で出塁すると、良太のサードゴロを村田が後逸して1・2塁とチャンスを広げる。そして、マートンの初球に鳥谷がスタートを切ると、焦った實松のサードへの送球が逸れ、村田が後逸。その間に鳥谷がホームインして先制。前日上本、大和で失敗したのと同じ作戦。
マートンは凡退して2死2塁となって、ここで江柄子は降板。2番手ピッチャーは高木康。ブラゼルは敬遠気味に歩かされて1・2塁となり、ここから平野、藤井、メッセンジャーの3連続タイムリーでこの回一挙4点を奪った。8番、9番でタイムリーが出るとは想像していなかった。
上本は2打席連続でおいしい場面で打てずに残念。前日3安打したのでマークされてたんやろね。
4回には3番手の小山から大和、鳥谷の連続長打と良太の犠牲フライで2点を上げ、これでダメ押し。
点を取りすぎると次の試合が心配になるが、5回以降はわずか1安打に抑えられた。これもちょっと問題やなあ。
テレビの中継でここ何年かのドラフト入団選手の1軍出場の話しが出ていた。読売は毎年全員(たぶん)をルーキーイヤーに1軍経験させているのに対して、阪神の少ないこと。玉置なんて8年目やで。若手の育成面では完全に負けてるし、それが今の差に繋がってるんちゃうか。
負広さんのGM就任が球団から正式に発表された。同時にGMの補佐として木戸氏が本部長付次長に就任。既にちょっと前から福留や五十嵐を獲得するとか、赤星入閣だとか、果ては掛布や江本が大放言するなど、外野もうるさくなってきた。オフを待たずして色々と動きがあるかもしれんなあ。