プロ初登板のピッチャーが中盤まで0で抑え、打線は魔窟ナゴドで理想的な点の取り方。いったいどこのチームやねん。
岩本の立ち上がり、やや不安定なところを見せたが、それも2回まで。味方の援護を受けて、3回からは初登板とは思えない度胸満点のピッチングで次々と中日打線を打ち取って行く。
ストレートはそれほど速くはないが、ドローンとしたカーブとのコンビネーションで緩急をつけ、うまくバッターのタイミングを外していた。
6回78球、2安打無失点で降板。まだまだ余裕がありそうだったが、良くても6回までと決めていたんやろなあ。
初登板としては合格点どころか、エース級のピッチングやったね。
7回以降は中継ぎ陣がしっかりと抑え、めでたく初勝利となった。
打線の方は、初回に上本のヒットを足がかりにマートンのタイムリーで1点を先制すると、3回にはまたも上本のヒットをきっかけに良太、ブラゼルのタイムリーで追加点を上げる。5回には大和がヒットで出塁し、盗塁と鳥谷の内野ゴロで3塁に進むと、良太のタイムリーで4点目。8回にはブラゼルのホームランでダメ押し。更に関本がエラーで出塁し、上本のヒットで1・3塁としたところで大和のレフト線ツーベースで2者が還ってダメのダメを押した。
まるでナゴドでないような打線の繋がり。そして、ツーアウトになってからタイムリーが出る阪神らしくない試合展開。負広GM効果なのか?マイナスとマイナスのパワーがぶつかってプラスになったとか…
ナゴヤDでのカードち越しはなんと3年ぶりらしい。素直に喜びたいが、丸々3年間勝ち越せなかったのはちょっと情けないなあ。
歳内がファームの試合で8回無失点だったらしい。また1軍に上がって来て、16日の読売戦に登板予定だとか。若手投手陣、楽しみやね。