先発は中4日でメッセンジャー。日本で夏場に中4日というのはどうなんやろ。 MLBでは当たり前と言う人もおるけど、 それはしっかりとした球数制限が前提やし、何より向こうは日本のように蒸し暑くない。ちょっと無理をさせすぎてないか。
中日先発は山井。メッセンジャーが序盤を上手く立ち上がって投手戦になるか、序盤に失点して苦しい試合になるか、どちらにせよそう簡単に山井からは点が取れないと思ってた。
それが、初回に今成のヒット、マートンのツーベースでチャンスを作ると、新井のレフト前ヒットで2点を先制する意外な展開。
2回には坂、日高のヒットで無死1・2塁。しかし、メッセンジャーがバント失敗で三振に倒れると、西岡もショートライナーでランナーを進められず。このまま点が入らないと流れが悪くなりそうだったが、今成が四球を選んで満塁とすると、ここから鳥谷、マートン、新井の連続タイムリーで山井をノックアウト。代わった武藤から福留もタイムリーを打ち、4連続タイムリーで一挙6点を奪った。
前日は相手のエラーやラッキーな当たりにも助けられながらの岩瀬攻略だったが、この日は紛れもなく打線爆発。やっぱり、この前の監督退場でスイッチが入ったかな。
こうなると、後はメッセンジャー次第。前回登板したDeNA戦では、大量点を守りきれずにノックアウトされたが、この日はストレートが走っていて、5回まで中日打線をノーヒットに抑えた。
6回先頭の谷繁を四球で出し、その後3連打を浴びて2点を失うものの、6回を3安打2失点で、勝利投手の権利を持って降板。
7回からは加藤、久保、久保田と繋いで、大量点に守られて勝利。
久保が森野にツーランを浴びたのは反省点やね。きっちりと抑える力があるのに、時々甘い球が行ってしまうのが残念やね。
1点、2点はやむなしと思ってた久保田が最終回を三者凡退で終わらせたのはよかった。余裕のある場面で実績を積み重ねて、9月の正念場には豪腕が復活するとええね。
打線は3回以降は中日中継ぎ陣に僅か2安打抑えられ、得点は5回の新井のソロホームランの1点だけ。早い回で福留を引っ込めたにせよ、ちょっと尻すぼみ感がある。まあ、これ以上点を取り過ぎると、かえって心配になるか。
新井が3安打5打点の大活躍。2打席目のタイムリーは右方向に新井らしい打球が飛んでいた。この日は無駄な力が入っていなかったのがよかったのかも。
さあ、とうとう東京ドームでの首位決戦。チームの状態がいいので、ここで一気に差を縮めてもらいたい。