10月に入って各球団から一斉に戦力外の発表があった。阪神は林ちゃんや野原将ら7選手がユニフォームを脱ぐことが決まった。林ちゃん以外は皆25歳前後の選手。残念やけど高卒の選手はこのくらいで見切りをつけた方が本人の為なんやろね。野原将、期待してたのに…
久々に打線が繋がって中日に快勝。打線の組み替えが功を奏したかな。連敗を4でストップし、2位マジックを1にした。
この日のクリーンアップは鳥谷、マートン、福留の並び。シーズン終わるまで鳥谷4番を貫き通すかと思ってたが、そこまで意固地ではなかったか。それとも、あまりの得点力の無さに鳥谷4番構想をあきらめた?
能見は、初回こそ三者凡退に打ち取ったが、2回先頭の平田を打ち取った辺りからボールが浮き出した。
2回の攻撃でワイルドピッチで1点を先制してもらったが、直後の3回表に中日打線につかまって3点を失う。3回は明らかにボールが抜けていた。どうもおかしいと思っていたら、やっぱり指先のアクシデントだったらしく、この回で能見は降板。
アクシデントについては、能見本人はだんまりを決め込んでいたのに、和田監督がインタビューでバラしてしまった。CSが近いんやから、こういう事は隠してた方がええと思うんやけどなあ。CSまでに治ると判断してのコメントやったんかな。
得点は相手のミスによる得点だけ。エースが打たれて早々と降板して、またかという感じだった。しかし、3回裏に鳥谷のツーランで同点に追いつくと、4回ボイヤーがきっちりと3人で抑えて流れを作る。
4回裏には新井兄弟が揃って四球で歩き、藤井の送りバントでそれぞれ進塁すると、代打今成の犠牲フライで勝ち越し。西岡もタイムリーで続き、2点のリードを奪った。
6回には良太が死球で出塁。藤井の送りバントで2塁へ進み、ここで代打檜山登場。檜山は見事にライト線へのタイムリーツーベース。最近は打点こそ稼いでるものの、どん詰まりのヒットだったり、押し出しの四死球だったりと、すっきりしない打席が続いていた。久しぶりに檜山らしい美しい打球を見せてもらった。あのままスタンドまで飛んで行けばよかったのに。引退試合ではホームラン打ってや。
この回、更に俊介のスクイズで追加点を上げると、7回にも坂のタイムリーでダメ押し。クリーンアップの連打があった訳でもないのに、鳥谷が3番、マートンが4番に座ることで打線が繋がるようになった。不思議なもんやね。
中継ぎは、ボイヤーの後は久保、安藤、加藤、福原が繋ぎ、1失点に抑えた。ここのところ打たれるケースが多かったが、この日はまずまずの内容。これでも球種は制限して投げてるやろから、この調子を維持しといて欲しいな。
次はCS当たる事が決まっている広島との試合。手の内を隠しながら勝ち越しを決めるというのは難しいかもなあ。まあ、お互い様やろうけどね。