メッセンジャーが126球の力投で今季初勝利。先発が崩れることが多かった今シーズン、メッセンジャーがしっかりと試合を作ってくれた。
メッセンジャーは四球こそこそ多かったが、7回まで読売打線を杉内のヒット1本に抑える力投。一方杉内も5回までノーヒットピッチング。こんな投手戦、今シーズン初めてやん。
6回表、上本がチーム初ヒットで出塁。大和の送りバント、ゴメスの四球で2死1・2塁になって、マートンがライトポール際へホームラン。杉内から3点を奪う。この一打で勝負を決めた。
期待したら、しただけの結果を出してくれる。神がかっていると言うより、もう神そのもの活躍やねえ。
走塁にも積極的で、この日も杉内から2盗を決めている。トリプルスリーもいけるかもしれん。
メッセンジャーは7回も簡単に3人で終わらせ、完封ペース。
しかし、8回に長野、片岡の連打でピンチを招くと、アンダーソンのタイムリーで1点を失う。
続く村田も二遊間を破りそうなゴロだったが、ここは上本が追いつき、4−6−3のダブルプレーでピンチを脱した。
これが抜けてたら、また試合がもつれていたところ。価値あるプレーやったね。
上本は守りもいいし、打撃でも4割近くのアベレージ。前日もサヨナラヒット打ってるし、この日も先制、ダメ押しのどちらにも絡んでいる。西岡が帰ってきたらどうするんやろなあ。
8回裏にはゴメス、代打新井のタイムリーで再び突き放す。
ゴメスはDeNA戦で久保にバッティングを崩されたんやないかと心配していた。でも、この日の粘っこいバッティングや、ボールの見極めを見ると、それほど心配はいらんかな。後はボールが上がるのを待つだけやね。
最終回はメッセンジャーから直接呉昇桓へのリレー。
連投が続いているというのに、セーブが付かない場面で使う必要あったんかな。
まあ、ロペス、阿部、坂本を退けてくれたんやから、ヨシとするか。
それより、この日は初めて3人で終わらせてくれた。それも球数は僅か5球。これは収穫やったね。
伊藤和がようやく支配下登録&1軍登録された。
オープン戦終盤に右肩の張りがあったので再登録に時間が掛かったらしい。
中継ぎ再建のキーマンになってくれたらええね。ただ、連投連投で故障せんかったらええねんけど。