ここしばらく勝ち星に恵まれていなかった藤浪が今季初完封。まるで別人の様なピッチングスタイルやったね。
上本が腰痛で抹消。1日の試合前の打撃練習で痛めたらしい。まったく前屈が出来ない状態らしいので心配やね。
代りに西岡を緊急招集。掛布ファーム監督の「打つ方は全く問題ない」というコメントは、裏返せば守る走るはできないと言うことなんかな。この日はDHで出場したが、甲子園に戻ったらどんな使い方になるんやろ。無理はして欲しくない。
序盤の藤浪はマウンド上でしきりに腕の高さを確認するような仕草をしていた。まだ自分の納得のいく球が行ってなかったのかもしれん。
それでも初回は三者凡退。2回は茂木にヒットを許すものの、後続を併殺に取って3人で終わらせ。その後は尻上がりに調子を上げて行った。
打たれたヒットは2回のシングルヒット1本だけ。課題の制球も四球は4回と6回の2つだけで済んだ。
この日の奪三振は4つ。残り23個のアウトの内、外野フライは1つだけ。後はすべて内野ゴロに打ち取った。
これまでの藤浪のピッチングスタイルから一変した投球内容。単にフォームを修正しただけでなく、長いイニングを投げるために打たせて取るピッチングに変えたんかな。
楽天が早打ちをしてくれたことも手伝って、球数は僅か100球。中継ぎのピッチャーを使うこともなく、楽々と9回まで投げきった。
昨シーズンもヤクルト戦での好投からエンジンが掛かった。今シーズンもこの試合がきっかけになればええね。
打線は序盤に小刻みに得点。2番に入った西岡がいい働きをしてくれた。鳥谷も美馬に強いところを見せた。
6回以降楽天の中継ぎから追加点を取る事が出来なかったのがちょっと残念やった。
先ずは交流戦最初のカードを勝ち越した。セリーグで勝ち越したのは阪神と読売だけ。今年もパ・リーグは手強そうやね。