終盤に逆転しながら、逃げ切りに失敗。セットアッパーを誰に代えても同じや。
鶴岡を抹消して、梅野を1軍登録。打撃の方は目処がたったのかな。
藤浪が初回に失点するも、すぐに追いかけて1点差とする。中盤にリードを2点に広げられるが、7回に相手のミスにも助けられて一気に逆転に成功。ところが、直後にサターホワイトが四球から崩れて再逆転されてしまう。9回には松田が一発を浴びてとどめを刺された。
藤浪は初回、先頭の田中を四球で出すと菊池にヒットで繋がれ、宮崎への四球で満塁。ここから鈴木の内野ゴロの間に先制を許すと、野間のタイムリーで2点目を失った。
2回以降は立ち直ったが、6回に先頭の丸に四球を与えると、盗塁とエラーで無死3塁になり、鈴木のタイムリーで3点目を失った。
藤浪は、ストレートの球威はあった。球速も160キロをマークし、決して状態は悪くなかったと思う。しかし、立ち上がりはそのストレートが思い通りのところへ行かない。そして、ピンチになると力で抑えに行こうとして、返って流れに飲み込まれてしまうという悪循環に陥っていた。
藤浪ほどの力があれば、ストライクゾーンにストレートがしっかりと投げ込めばそうそう打たれはしない。いらんことを色々と考え過ぎなんとちゃうかな。
サターホワイトは鈴木への四球から崩れて2失点。ここまで大崩れしていないのでセットアッパーを任せようとしたんやろなあ。
サターホワイトについては未だによくわからん。決め球になるような凄い球がある訳でもない。可も無く不可も無いという印象やね。
松田は1点ビハインドの9回に登板して、ルナに一発を浴びてしまった。球児がリリーフ失敗したときに、ファンの間では松田を推す声があったが、松田はこういうところがあるので難しいと思っていた。まだまだ勢いだけというような感じがする。
梅野が登録即スタメン出場。打撃では2打席ノーヒットに終わった。それでも、2回に田中の盗塁を阻止。6回にも丸の盗塁を刺そうとした。タイミングはアウトのように見えた。送球がワンバウンドになり、北條が後へ逸らしてランナーを3塁にまで進めてしまったのが残念。
打てる捕手が望ましいのは当然。とは言っても、キャッチャーは守りの要。ワンバウンドの投球をやたらと逸らしたり、走られ放題に走られていては困る。梅野は打撃不振で正捕手争いから外れてしまったが、守りで坂本や原口との違いをアピール出来るチャンスはまだある。