優勝争いをしているのだから、下位チームとの試合を取りこぼしてはいけないはず。それなのに、広島にあっさりと2連敗。ヤクルトと読売も負けたからいいというものではない。
3点ビハインドから4回、5回に1点ずつ返したが、まだ1死で得点圏にランナーがいるのに後続が倒れて1点止まりになったもの。6回の1死満塁、7回の2死満塁では得点出来なかった。まるで金縛りにかかったようだ。
チャンスであと1本が出ないというのは、昨年まで嫌というほど見せられて来た。今年は何とか足掛かりを作って僅差の試合を勝って来た。引分けが少ないのはその証拠だ。それなのに、勝負弱い虎がここに来て現われた。
ヒットは10本出ているので、以前ほど個々の状態が悪いという訳ではないだろう。優勝争いをしているプレッシャーかもしれない。幸か不幸か今は追いかける立場。目標となるものがはっきりとしているので戦い易いはず。もっとがむしゃらになって戦って貰いたい。