打線の援護がない中、西が我慢のピッチングを続けて6回無失点。打線はようやく6回に大山のタイムリーで2点を奪い、完封リレーで逃げ切った。これでヤクルトと並んで交流戦首位となった。
湯浅が積極的休養で登録を抹消。入れ替えで上がって来たのはケラー。どういう使い方をするのか心配になる。まさか勝ちパターンに入れるつもりじゃないよね。先ずはビハインドの場面で何度か投げさせて様子を見て欲しい。
故障していた梅野がようやく復帰して、即スタメンで起用。坂本と長坂には悪いが、やっぱり梅野の方が安心感がある。
2回の2死1・2塁の場面でロハスが三振に倒れる。チャンスと言えばこれだけ。相手先発の石川の前に5回まで4安打に抑えられた。
6回、島田のピッチャー強襲安打と近本のヒットで1死1・3塁。ようやくのチャンスだったが、佐藤輝のファーストゴロで島田がアウトになる。1点が遠い展開。しかし、ここで大山が左中間を破るツーベースを放ち、待望の先制点が入った。
もう大山が止まらない。ビジターではどうかと思っていたが、まったく関係なし。この日も2安打で打率を.257まで上げた。ほんの半月前、絶不調の時は2割1分台だった。単に絶好調なのではなく、何か掴んだのかもしれない。
西は序盤のピンチの連続を何とか凌いで、6回まで5安打無失点。球数を要してしまったので、7回からリリーフを仰いだ。
湯浅がいなくなったので心配していたが、7回は岩貞が3人でピシャリ。8回アルカンタラはヒットと四球で無死1・2塁のピンチを迎えるが、グラシアルをショートゴロ併殺に取り、中村晃をショートライナーに抑えて切り抜けた。最後は岩崎がワンヒットを打たれるものの、最後のバッターをキャッチャーファールフライに打ち取って、完封リレーが完成。
アルカンタラの担当イニングはバッターの並びや相性で決めるのだろう。岩貞のところはリリーフ陣の状態を見てと言うところかな。
何やら元オリックスのロドリゲスを緊急補強する動きがあるらしい。マルテが故障中だし、ロハスは機能していないので分からない事はない。でも、監督が今年限りだし、外国人枠のコロナ特例が来年も続くとは限らないのに、これ以上外国人を獲っても大丈夫なのだろうか。高いギャラの外国人選手がファームに溢れかえるのはやめて欲しい。