連続なんとかと言うのはいつかは途切れる。連勝も、佐藤輝の連続試合ヒットも、西純が投げると大山が打つというジンクスもストップ。
西純がノーノー投手東浜と堂々と渡り合った。残念ながら1点を失い、負け投手になってしまったが、失点したイニング以外は安心して見ていられた。7回を5安打1失点に抑えたのだから胸を張っていい。
それにしても、今シーズン14度目の完封負け。そのうち1−0で負けたのはいくつあるのか。今シーズンは投手陣受難の試合が多い。
打線は4回に糸原のヒットで二走近本が本塁を狙うが、ホーム前でタッチアウトになって先制を逃した。東浜を脅かしたのはこのイニングだけ。それでも90球以上投げさせて、6回で降板させたのは悪くはない。
8回、又吉を攻め、1死満塁で大山に打席が回って来たが三振に打ち取られた。中日時代はよく打たせてくれたのに。
大山もそうそう毎試合決勝打を打てるわけではない。たまにはこういう日もあるのだから、気持ちを切り替えて次の試合に備えて欲しい。
藤浪がヒット1本を許すものの、牽制で刺して3人で終わらせた。中継ぎで復帰してからは4試合連続無失点。その間の四球は1つだけ。中継ぎの方が安定感がある。
藤浪本人はまだ先発復帰の思いを捨てていないだろうが、中継ぎやクローザーでやっていく腹を決めたらどうだろう。球児がそうだったように。