西がまさかの5失点で中盤まで一方的な展開。終盤になって大山が意地を見せるが届かず。
西は初回に1点を許すものの、その後は立ち直ってノーヒットピッチングを見せた。ところが、5回に送りバントを挟んで5連打を浴びて4点を奪われた。この日のキャッチャーは梅野だったので、西の調子の良し悪しは分かったうえでリードしていたはず。何か異常があったのなら、これだけ打たれる前に交代していただろう。試合の流れが変わるようなプレーもないのに、なぜこういう結果になったのか疑問だ。
床田に僅か2安打に抑えられていた打線は、ようやく7回に大山がツーランを放って反撃を開始。9回には無死からクリーンアップの3連打でもう1点を返し、なおも無死1・2塁のチャンスを作ったが、その後が続かなかった。
大山だけが気を吐いた試合だった。この日のホームランとタイムリーは、チームを鼓舞した。しかし、下位打線がそれに応える事が出来なかった。最後のバッターはなぜ梅野に代打ロハスを出したのか。梅野より打率の低いロハスに何を期待したのだろう。
元オリックスのロドリゲスとの契約がまとまった。日本の野球を知っている分、ロハスよりは期待できる。問題は起用方法。クリーンアップを今の並びにしてから、チーム状態が良くなった。クリーンアップで起用するのはリスクが大きすぎるように思う。当分はロハスと同じ立ち位置で使う方がいい。
肘の手術を受けて育成契約になっていた島本が支配下登録された。早く元のように投げられるようになって、1軍に戻ってきて欲しい。
チェンの退団が決まった。中日時代は憎たらしいほどにいいピッチャーだったが、メジャーから戻って来てからは結果を出せなかった。せめて通算100勝させてあげたかった。お疲れさまでした。