延長10回、佐藤輝のタイムリーで1点をリードしたが、直後にアルカンタラが被弾して同点。次のイニングでアルカンタラが2本目のホームランを打たれてサヨナラ負け。いつになったら広島に勝てるのか。
先発ガンケルは5回までに3度の3連打で3失点。内容はよくなかったが、それぞれ1点ずつで切り抜けて、悪いながらに踏ん張ってくれた。点を取られたらすぐに味方打線が取り返したので大崩れしなかったのだろう。
連勝が止まってからは、投手陣が打たれて負ける試合が続いている。打線がさっぱり打てない時期は、投手陣が素晴らしいピッチングを続けてくれていたのだから、今度は野手がそのお返しをする番。
1番中野が3安打。2番島田は得点したイニングではしっかりと繋ぎ役を果たした。そして近本も3安打。これだけチャンスを作りながら、広島と同様に1点ずつしか得点出来なかったのが残念。取られても追いつくという粘りは見せたが、追いかける流れを変えられなかった。
延長10回に同点ホームランを打たれたアルカンタラをイニングまたぎで投げさせたのはやむを得なかった。まだ12回があるかも知れないのに、ベンチには石井とケラーしか残っていなかった。アルカンタラ続投の方が信頼出来ると考えたのだろう。その結果、サヨナラホームランを打たれたのだから、結果を受け入れるしかない。
9回に渡邉と加治屋の2枚を使ったのがもったいなかったが、ビジターなのでこれも仕方なかっただろう。
広島との対戦成績は0勝9敗1分。それでも、広島は以前ほどには強いと感じないし、最近の阪神がそれほど弱いとは思えない。連敗が続いているのが原因なのだろうか。そろそろスカッと快勝して、嫌なムードを吹き飛ばして貰いたい。