虎談巷説 阪神タイガース的日常

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突然の降雨で青柳復活
試合開始直前、青柳がマウンドに上がると同時にどしゃぶりの雨。45分遅れで始まった試合は、青柳の好投と大山の一発で勝利した。

ここ何試合か序盤に失点して、長いイニングを投げられなかった青柳が、この日は7回無失点の好投を見せた。
マウンドに上がると雨を呼ぶ妖力で、水を得た魚ならぬ、雨を得た雨柳になって本領を発揮した。開始直後に3者連続三振を取って見せ、その後も相手に的を絞らせないピッチングで復活姿を見せた。唯一のピンチは5回の1死1・3塁。森下にスクイズを仕掛けられるが、スライダーでキャッチャーゴロに打ち取って、三走をアウトにしてピンチを免れた。
唯一残念だったのは、7回の攻撃で打席に立ちながら、8回からリリーフを仰いだので、勝ち星が付かなかった事。雨の中のピッチングだったので、疲れを考慮して代えたとしか考えられないが、それなら7回は代打を出せばよかったのに。相変わらずベンチの采配がよく分からない。

打線は森下から得点を奪えなかった。上位打線がもっと塁に出ないと、なかなかチャンスが作れない。最近島田が調子を落としているんおが気になる。この日は第3打席で代打を送られた。疲れが出ているのかもしれないが、ラストスパートを掛けているのだから頑張るしかない。ここでスランプに陥るようなら、それまでの選手と評価されてしまう。
マルテがようやく1軍に戻って来た。とは言っても、守備に就けないのだから、およそ万全な状態ではないのだろう。1年の大半を故障で棒に振ってしまったので、来季の契約は難しいかもしれないが、最後に意地を見せて欲しい。

8回、3番手ターリーから、大山が3球ボールの後の4球目をフルスイング。レフトへ高く上がった打球がスタンドに入り、それが決勝打になった。投手戦らしく、主軸の一発で決まったのは気持ちがよかった。
auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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