宿敵韓国との一戦は、コールドゲーム目前の１３−４で勝利。ヒーローを選ぶのが難しいくらい、全員が打ちに打ちまくった。
先発ダルビッシュが３回３失点で降板。３回に、前日ツーベースを打ちながらベースから離れてアウトになったカン・ベクホにツーベースを打たれると、続くヤン・ウイジにホームランを打たれて先制される。その後、味方のエラーでランナーを出し、タイムリーを打たれて３失点。
初回から鋭い当たりをされたり、大きな外野フライを上げられたりしていたので、調子が悪いのかなと思っていた。それでも、まさか下位打線につかまって早々と降板するとは思いもしなかった。
打線の方は、日本キラーと呼ばれているキム・グァンヒョンの前に、２回まで内野安打１本に抑えられた。しかし、３点取られた回の裏に反撃を開始。源田、中村悠平が連続四球で出ると、ここからヌートバー、近藤健介、吉田正尚のタイムリーで４点を奪い、一気に逆転した。ダルビッシュをこのまま負け投手にしてはいけないという思いが強かったんだろう。
５回の守りで、ヌートバーがテキサスヒットになりそうな打球をダイビングキャッチ。これが更なる攻撃の狼煙となった。
その裏に近藤健介のホームランなどで２点を追加。６回には先頭の中野のスリーベースを皮切りに、３連続四死球で１点が入ると、大谷のタイムリーなどで一挙５点のビッグイニングにした。７回にも２点を挙げて、点差をコールドゲーム目前の９点に広げた。
投手リレーは今永の後、７回から宇田川優希、松井裕樹、高橋宏斗の３人が登板。３人揃って無安打無得点に抑えてくれた。
次のチェコ戦に勝てば勝ち抜けが決定する。チェコは中国を下しているので、舐めずに戦って欲しい。
