虎談巷説　阪神タイガース的日常

青柳３イニング、村上３イニング、その後は佐藤蓮、川原というのは、調整登板だったと思う。最後の岩崎は甲子園最終戦なので、締めの意味で投げさせたのだろう。
村上が２点取られたとは言っても、打ち込まれた訳でなく、代打宮崎のツーランの２点だけ。ホームランより、その前の、戸柱への四球を反省すべきだと思う。

打線の方は、前回対戦したときに打ち込んだ吉野に、６回までノーヒットに抑えられた。その後もリリーフ陣に抑えられ、８回までノーヒット、４四死球に抑えられてしまった。９回先頭の近本のヒットでノーノーを免れて、森下のヒットでチャンスを広げたが、大山、佐藤輝が凡退して完封負け。
２位が確定した阪神と、広島とＡクラス入りを争っているＤｅＮＡとのモチベーションの差が出たのだろう。

この日登録された佐藤蓮が意外な活躍を見せた。コントロールがアバウトだったが、決め球とのめりはりとなった。川原もランナーをピンチになりながら、桑原を三振に仕留めた。まだまだ荒削りではあったが、２人とも１軍初登板を無失点に抑えて、この先が楽しみだ。ひょっとすると、ポストシーズンの秘密兵器になるかもしれない。