5回までは緊迫した投手戦だったが、6回にようやく吉村を捉え、7回にも1点を追加した。村上は球数122球、散発5安打の無失点で完封勝ち。
村上が、読売戦に続いて、好投を見せた。打線がなかなか吉村を攻略出来なかったが、吉村に引けを取らないピッチングで、ヤクルト打線を完璧に抑えてくれた。何より、ここのところ不調の中継ぎ陣を休ませてくれたのがありがたい。これでハーラー単独トップの5勝目。この調子をキープし続けて欲しい。
打線は6回先頭の近本がヒットで出ると、中野の送りバントで2塁に進む。最近多い得点パターンだ。森下四球で塁をうめると、佐藤輝、大山の連続タイムリーで2点が入る。更に前川のピッチャーゴロを、吉村がセカンドへ悪送球して、その間にもう1点を追加。7回にも1点を追加して、これがダメ押しになった。
得点圏にランナーを送って、クリーンアップが返すと言う、お決まりの攻撃パターンにクリーンアップが応えてくれた。この日はクリーンアップの3人に打点が付く、理想的な点の取り方だった。